カワサキ家好みの梅酒を作りたい!はじめての梅酒づくり(レシピあり)
どうも、カワサキです。
梅雨になったというのに、最近は雨も降らずに暑い日ばっかり続きますね。
今年を逃がしたら、一生梅酒を作らない気がする
暑いしコロナだし外出もできないので、昨日のおやすみは1日のんびり過ごすことにしました。
とはいえ、家でできることって限られていますよね…
カワサキ家はわりとまじめに自粛生活しているので、もう1年近く引きこもっているわけです。
なにか新しい刺激が欲しい…
そしてできれば成果が返ってくるものがいい…(強欲)
というわけで、気になっていたけど億劫で手を出せずにいた、梅酒づくりにチャレンジしました!!
以前立ち飲み屋さんの店主をしていたこともあり、1か月ほどで出来上がる果実酒は作ったことあるんですけどね。
梅酒って出来上がりまでに時間かかるし、水分をしっかり取り除かないと腐るとかいうし…正直面倒くさいから私にはハードル高かったんです。
でも、やってみたら意外と簡単でした。
てきとうレシピとともに、その様子をご紹介しますね。
- 今年を逃がしたら、一生梅酒を作らない気がする
- 瓶は専用のものを購入しよう
- ベースのお酒は好みで冒険しちゃえば?
- 梅酒づくりで注意したいポイントとは?
- バーボン梅酒の作り方
- 泡盛梅酒の作り方
- 氷砂糖と酒と梅の実があれば、梅酒は作れる
- 梅酒の飲み頃は?
瓶は専用のものを購入しよう
まず、漬け込み用の瓶と材料を用意します。
果実酒用のガラス瓶は、口が大きくて使いやすいです。
洗いやすさも優秀なので、給料日前で食べるものがない場合を除いて新調することをおすすめします。
今回は2種類仕込むことにしたので、2Lと3Lの瓶を用意しました。
2Lのほうは、以前ダイソーで購入したシンプルなガラス製のもの。
蓋までガラス製なので、ニオイがつきにくく衛生的です。
こういうの↓
3Lのは近くのスーパーで購入。
昔ながらの古き良きな赤い蓋がイイ!
ベースのお酒は好みで冒険しちゃえば?
で、肝心のお酒選びですよね。
基本のレシピは、くせもなくて甘みもついていない、ホワイトリカーを使用します。
いわゆる甲類焼酎ですね。
でもこれだと、せっかく手作りするのにシンプル過ぎない?
てゆーか普通の梅酒飲みたくなったら市販の買えばよくない?(舐めすぎ)
という話になりまして…
スーパーの酒場売り場で30分ほど協議した結果、
梅酒づくりで注意したいポイントとは?
さて、さきほど梅酒づくりは正直面倒臭いとか言っていましたが、具体的にどんなところに気を付けたらよいのでしょう?
ざっくりいうと、この3点に注意した方がいいみたい。
- 瓶は熱湯消毒かアルコールできれいに拭き清めよ
- 梅はへたを取って水気を完全になくせ
- 酒税法もちょっと気にして
梅酒瓶の消毒
梅酒の瓶は、漬け込む前にかならず洗います。
熱湯をかけて消毒するか、アルコールをスプレーして拭き取るかですね。
ちなみに、耐熱性のガラスじゃないと割とカジュアルに割れるっぽいです。
必ず瓶のスペックを確認してください。
うちは耐熱ではなかったので、洗剤で洗って乾かしてからアルコールで消毒しました。
梅の下ごしらえ
瓶の準備でちょっとやる気ダウンしたところに、細かい作業がやってきます。
ココが正念場、梅の下ごしらえですね。
梅の実はやさしく洗って、へたをつまようじなどで取り除きます。
ココが残っているとえぐみが出るそうです。
水分をしっかりぬぐって、カビの発生を防ぐのもポイント。
地味に面倒な作業ですが、自分で漬ける分ならせいぜい2キロくらいです。
30分くらいで終わりますよ。
大丈夫、ここを乗り越えればもう勝ったも同然です。
20度以下のお酒はアウトらしい
それから、酒税法のことも少し触れておきましょう。
日本では、醸造免許を持っていない人がお酒を造るのはアウトです。
お酒を造るというのは、発酵させたり蒸留させたりというものだけを指すんじゃないんですって。
お酒になにかを混ぜるだけで、「別のお酒を造った」ことになるそうです。
でも、個人的に楽しむ分にはOKだよ、と国税庁さんが言ってました。
ただし、お酒の度数は20度以上じゃないとだめよ、ですって。
それから、お酒が何度でも、以下のものを混ぜるのは例外なくアウトだそうです。
1.米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
2.ぶどう(やまぶどうを含みます。)
3.アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
※国税庁WEBサイトより引用
詳しくは、国税庁のWEBサイトをご覧ください。
私のまわりに、自家用梅酒で捕まった人はいませんが…
まあ念のためにね、気を付けましょうね。
そもそも、20度以下のお酒だと腐敗しやすいしね。
ホワイトリカーのほかにも、焼酎・ウォッカ・ラム・テキーラ・ブランデーとか、20度以上のお酒はたくさんありますよ。
バーボン梅酒の作り方
さて、梅の下ごしらえが済んだらいよいよ漬け込み開始です!
まずは、(予算の都合で)小さい瓶に漬けるバーボンウイスキーのレシピから。
- メイカーズマーク 700ml
- 氷砂糖 300g
- 梅の実 700g
メイカーズマークは、私が昔から好きなバーボンのひとつです。
樽の香りはしっかりするけど、甘ったるくない感じがすき。
それからね、ひとつひとつ手作業で、キャップのところにロウをかけているんですね。
そういうのすき。
開封するときのワクワク感が3割増しくらいになるの。
氷砂糖は中日本氷砂糖というメーカーのを買いました。
すごく直接的な名前で好感が持てます。
梅の実は、フレッシュな紀州の南高梅をスーパーで購入しました。
2種類合わせて2㎏ゲット。
店頭に並ぶのは5月から6月末くらいなので、こういう冷凍のものをストックしておくのもいいですね。
泡盛梅酒の作り方
3Lの瓶には、残りの材料をドドドっと入れます。
- 泡盛(久米仙) 1.4Lくらい
- 氷砂糖 700g
- 梅の実 1.3㎏
泡盛梅酒には久米仙を購入しました。
安いしもち米っぽい豊かな香りもあるので、ロックで飲んでも美味しいです。
氷砂糖と梅の実はバーボンのと同じ。
「梅の実1kgに対して砂糖1㎏」みたいな レシピもあったので、甘みは控えめだと思われます。
昔、おばあちゃんちで氷砂糖をキャンディ代わりに食べた気がする。
不思議とひんやり感じておいしいんですよね。
氷砂糖と酒と梅の実があれば、梅酒は作れる
さあ、あとは瓶にそれぞれの材料を入れるだけ。
下に2分の1くらいの氷砂糖を敷いて、梅の実と氷をまんべんなく入れていきます。
チャイさんが何事かとウロウロしていますね。
ありったけの酒をそそいだら完成!!
梅酒の飲み頃は?
あとは、氷砂糖が溶けて梅のエキスが染み出して、酒となじんでいくのを待つだけです。
ここから1日ごとに軽く振って、酒と砂糖が混ざるのを促します。
カワサキ家は夫婦揃ってものぐさなので、忘れないようにしないと…
(まあ忘れても腐らないので努力目標くらいでいいと思う)
飲めるようになるのは、だいたい半年後みたい。
度数が高いものや甘みの強いものは梅のエキスが出やすいので、もう少し早くから飲めるそうです。
これが飲めるようになるころ、コロナは落ち着いてるのかなー?
ワクワクと不安の混ざった複雑な気持ちを抱きながら、
(汚い字で)ラベルを貼りました。
また途中経過や味見の様子もご報告したいと思います♪
おそらくアバウトに作っても美味しくできるし、甘みが足りなきゃ足せばいい。
好みじゃなくてもソーダで割れば飲めるでしょ笑
みなさんも、好きなお酒で自分好みの梅酒を作ってみてくださいね~!